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「神様にも分からない」地震予知

 日本地震学会の2006年秋季大会(10月31日~11月2日)を取材してとても驚いた。地震予知部門で奇妙な講演が行われてしまったのだ。
 プログラムナンバーD72、「地震予知の可能性と実用性」。発表者は「地震注意報Earthquake Alert」の深澤陽輔氏だ。
 深澤氏は「規模の大きな地震に関しては地震予知の3要素(時間、場所、規模)を推定できる」と主張した。つまり、「A月B日に、C地域で、マグニチュードDの地震が、E%の確率で発生することをほぼ予知できる」と言うのだ。
 地震学会の講演時間は1人当たり15分。最初の12分で発表し、残りの3分で質疑応答を行う。深澤氏がその12分で行ったのは、新潟県中越地震、沖縄台湾地震、紀伊半島沖の2連続地震など、同氏が「予知に成功した」とする多数の地震を例にとり、その発生日、マグニチュード、発生確率の一覧を延々と読み上げたこと。しかし、予知の根拠となる学術的な裏付けはいっさい示されなかった。

参照元:こちら

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